2008-01-25

QuickLook をますます好きになったというお話。


 前回のポストで書きましたが、タグ付けした画像・動画ファイル群を Finder(スマートフォルダ)で管理することを本格的に開始してからというもの、QuickLook の機能には改めて感心させられることばかりです。



 例えば、Leopard 以前から Finder のアイコン表示では最大 128px サイズのサムネイルを一度に見ることができて便利でしたが、QuickLook でも複数のファイルを選択しインデックスシートで表示させることでタイル状に並べてのサムネイル一覧ができます。複数の画像はもちろんのこと複数の動画ファイルも同様にできるところが素敵です。

しかも Finder でのアイコン表示とは違い、QuickLook ウインドウの右下角をドラッグしてウインドウサイズを大きくすれば 128px サイズ以上での閲覧が可能なところがすごくいい。(インデックス表示中に各ファイル名が表示されますが、サムネイルサイズを大きめにすることでファイル名も省略されず読みやすくなる場合が多いです)


そしてどれかひとつを選んでクリックした後はフルスクリーンにして見たり、カーソルキーを使いスライドショーさせることができます。(再生ボタンか space キーを押して選択中の画像群をオートでスライドショーさせることもできます)

画像ファイルの QuickLook 中は option キーを押しながらマウスのスクロールホイール動かすことで画像の拡大ができ、その後画像をドラッグすれば任意の部分に移動させて見ることも可能。もちろんフルスクリーン状態でも同様の操作ができます。(MacBook の場合はマウスホイールの代わりに二本指スクロールでもできました)


これらはとてもシンプルな機能なのですが、純正の CoverFlow + QuickLook だけで立派なビューアとして使えるというのがすごく嬉しいんですよね。


それから iPhoto がインストールしてあれば QuickLook 中にボタン一つで iPhoto ライブラリへの登録も可能です。

一度 iPhoto に登録した画像は、次回の QuickLook 時に iPhoto ボタンアイコンにチェックマークが付きグレーアウト表示されるので、登録済みかそうでないかが一目で分かるようにされています。



 既にご存知の方には今更な感があるポストでしたが、とにかく Leopard の QuickLook は ビューアとして使うのも良い!ますます好きになっちゃったよ!ということが書きたかったのでした。



by. D

2008-01-22

タグ付けと管理のお話。


 最近 MameApp 内でファイルのタグ付け&管理ブームが再燃しております。

せっかくだからタグ管理系アプリとかタグ付け系アプリを片っ端から試してみよう!ということになり色々インストールして暫く使っていました。

 私は動画と画像を中心に管理するのが第一希望なのでタグ付けとスマートフォルダ機能はもちろんの事、ある程度の大きさのサムネイル表示や簡易再生機能、それもできれば QuickLook っぽいものが使用出来るといいなぁと思っているわけなんです。


以下は今回ざっとですが試用してみたアプリ。


TagBot

Punakea

SpotInside

スマート収納

Hazel

FileSpot

Leap

Journler

Together

Yojimbo

iPhoto

iTunes

Automator + Folder Action


中には以前使用していたものもありますが、設定ファイル等は削除して新たな気持ちで使ってみました。

それから、単機能ものアプリを色々組み合わせを変えて使ったりもしてみました。


 様々に試した結果 Hazel でダウンロードフォルダや画像・動画の一時保存フォルダに入ったファイル群に任意の Spotlight コメント(タグ)を自動付加しそれぞれの該当フォルダに振り分けるようルールを設定して使う事にしました。

後で個別に細かくタグの追加・変更をしたい時は、 AmCommentCMX を使いコンテキストメニューから行います。(現在は LaunchBar に登録した AppleScript でタグの付け/外しをしてます。参考: 2/19のポスト

スピーディなダグ付けができるよう Butler でカスタムペーストボード集を作りホットキーで呼び出しして使うことにしました。この時ペーストボードの項目ごとにフォルダ分けしたりコメントを付けたりすれば、簡易タグ一覧にもなり良い感じ。




そうしてタグごとにファイル閲覧をしたい時には LaunchBar の Spotlight コメント検索でスマートフォルダを作り、Finder で CoverFlow + QuickLook を利用して見る、という方法に一応落ち着きました。


リスト表示にするとコメント(タグ)が一覧出来て便利


 上記の方法を使う上で一番気に入っているのは、メモリ消費が少なく抑えられるところです。

試用アプリの中には UI がとてもきれいでファイル管理がしやすいのに、複数のファイルを登録しただけでメモリ消費が一瞬で300M 超えしてその後も解放されず余計な swap を貯めまくるものもあり、それだけでなんとなく長期使用は遠慮したくなってしまうのです。

上記の方法で使用するアプリはどれも常時起動しっ放しなのですが殆ど負担になりませんし、特別何かのアプリを使っているという感じもないまま思いついた時にさくさくとタグ付け作業ができるのです。

ただし、これらはあくまでも動画や画像のタグ管理に絞って使ってみた結果です。初めに列挙したアプリ群も本来は別の目的や違う使い方をするものが多いですしね。

 今回性格の違う様々なアプリをしばらく試したおかげで Leopard の Finder の良さも改めてわかり、CoverFlow + QuickLook + QuickLook Plugin のおかげで快適に動画や画像の閲覧ができる喜びも再確認できて良かったです。

でもこれで満足せず、これからもタグ付けと管理の方法を模索していこうと思ってます。楽しいですし!



 タグ付け管理と併せて LaunchBar もかなりのブームです。似たような感じの QuickSilver は苦手だったのに、不思議。とにかく軽くて簡単でヘルプが充実していてすっかり気に入ってしまいました。

現在 Tiger 時代よりお世話になっている Butler と Overflow から少しずつこれに役割を移行中。あとはカスタムペーストボード機能が付いたら最高なのになぁ。



※ 4/5 に加筆&画像追加しました。


by. D

2008-01-19

MacHeist に参加してみたお話。


 今更ですが、購入&参加してみました!
MacHeist Bundle とは、「素敵なアプリをセットにしてお安く提供。しかも任意の団体にその売り上げ25%を寄付できる」というもの。
昨年も同じように別のアプリをバンドルにして売っていたのですが、なにせその頃の私は Mac の操作自体良く分かっていないような完全なる初心者だったので、なんだか楽しそうだなぁと思いつつ遠巻きに眺めているだけでした。
でも今年はなんといっても CoverSutra と Pixelmator が欲しくて欲しくて。既に 1Password と AppZapper をレジスト済みだったのですがついに買ってしまいました。
実際使ってみると、Snapz Pro X と Speed Download 4 が意外にも大活躍で手放せません。

 このお祭りの残り日数もだいぶ少なくなってしまいましたが、もしこれからバンドルの購入を考えていらっしゃる方は下記のリンク先から買っていただけるととても嬉しいです!
なんでも紹介プレゼントアプリが貰えるらしいのでひっそり宣伝してみます。
ただ、こちらから何かお礼を差し上げるといった事も出来ないので、気が向いたらぜひということで……すいません。

それにしても、Mac 楽しすぎ。全然飽きないなあ。

(※1/22追記: なんと紹介アプリプレゼントのロックが解除されている事に先程気づきましたよ!リンクを踏んでバンドルを購入してくださった方に感謝の気持ちを抱きつつリンクを下げさせていただきます。本当に本当にありがとうございます!いただきましたアプリは早速使い倒します。)


by. D