2008-12-01

QuickTime Pro で AAC ファイルを書き出す


これって知っている人には至極当たり前の話だと思うのですが、私は今日気づきました…。(画像はクリックすると大きいものが見られます。)


YouTube の URL アドレスの最後に「&fmt=18」や「&fmt=22」を付けて動画を読み込むことで、H.264 の MP4 形式 (.mp4) で視聴が可能になるのは有名な話ですよね。いわゆる高画質モードというやつです。(YouTube が用意している「高画質で表示する」のリンク先は FLV 形式になります)そして SafariStand 等を使ってそのファイルがダウンロード出来ます。
そこから音声ファイルだけをコンバート無しで取り出したい!と思った時、通常の FLV ファイル (.flv) の場合だと「FLVMP3Extractor」や「MPEG Exporter TNG」等のソフトで簡単に音声部分の MP3 ファイル (.mp3) が取り出せるのに対して、先述した H.264 な MP4 形式のファイルから音声部分の AAC ファイル (.m4a) だけをコンバート無しで取り出す方法はあまり見かけないように思います。

今まで私は MP4 ファイルを音声ファイルにしたい時、QuickTime Pro を使って「ムービーのプロパティ」からサウンドトラックのみを「取り出す」して保存し、拡張子を mov から m4a にリネームすることで対応していました。(MP4 ファイルのまま拡張子を mp4 から m4a にしても同じですが、不要なビデオトラック部分のサイズが大きいのでこっちの方法は使っていません)こうすると iTunes に登録して聴くことができます。ただし QuickTime Player では開けなくなりますし、iTunes 上でアートワークや歌詞などの設定が保存されません。他に何か良い方法はないかなあと思っていたら、ありました。
全然気づいてなかったんですが、QuickTime Pro に AAC で書き出す方法があったのでした。


まずは音声ファイルを取り出したい MP4 ファイルを QuickTime Player で開き、メニューの「ファイル」から「書き出す...」を選択します。(コマンドキー+E でもOK)

「書き出し」のポップアップをクリックして「ムービーから MPEG-4」を選択し、その右側にある「オプション...」ボタンをクリックします。


「ビデオ」タブ内の「ビデオフォーマット」を「なし」に設定します。


次に「オーディオ」タブ内の「オーディオフォーマット」を「そのまま」に設定。
これで設定は終了したので右下の「OK」をクリックします。


最後に「名前」欄の拡張子が mp4 になっているのでここを AAC 形式の m4a にリネームしておきます。(AAC にしたい動画ファイルが複数ある場合は、全て書き出した後 Automator やリネームアプリでまとめて拡張子を m4a に書き換えたほうが楽です)
後は右下の「保存」ボタンをクリックして書き出すだけです。


これで立派な AAC ファイルのできあがり!


QuickTime Pro はもっぱら参照ムービーの為ばかりに使っていましたが、便利ですねえ。これで好きな書き出し設定をいくつも保存しておけたらもっと最高なのに。今のところ「最近使った設定」のみというのが惜しいです。


by. D

2008-11-28

1Password ライセンスキーをプレゼントします!




1Password で有名な Agile Web Solutions で、現在 Thanksgiving Gift キャンペーンを開催しています。
これは友人や知り合いに
1Password のライセンスキーをプレゼントできるというもので、MameApp からも先着6名様にプレゼントします。
突発的なのでキャンペーン開催時間は向こう時間で一日くらいなのかな?
たぶんそんなに残り時間はないと思うのですが、この機会に 1Password 使ってみようかな?という方がいらっしゃいましたら、mameapp (アットマーク) gmail (ドット) com まで「登録用メールアドレス」と「希望登録名」をご記入の上メールしてくださいね!
時間切れでゲット出来なかった場合はご容赦ください。

それにしても Agile Web Solutions 太っ腹ね。

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追記:
ライセンス全て消化しました。
ご応募くださった皆さん、ありがとうございました ;)
向こう時間で 11/30 までの期間中に 1Password を購入する場合、15%Off で購入ができてプレゼント用ライセンスキーも1つ付いてくるようです。


by. D

2008-11-05

gimp2.6でびっくり


なんだかgimp2.6がすごい。
今までのgimp起動遅いし重くて使いにくい!と思ってた方はぜひ2.6を試してみてください。

ところでインストールすると、メニューがずいぶんシンプルです。


gimpパッケージ内の以下の2ファイルを編集すると直ります。
テキストエディタで開いて、「Lucida Grande」を「Osaka」に変えて保存するだけです。

Contents/Resources/etc/gtk-2.0/gtkrc
Contents/Resources/share/themes/leopard/gtk-2.0/gtkrc


by.T

2008-08-02

気がついたら8月になってました。


全然更新してなかった!これではいけませんね。

ここを見に来てくださる方は Web ブラウザを一体どのくらいのレンダリングサイズで使っていらっしゃるのか後学のために知りたいなと思い、ひっそり左下に追加していた
BROWSIZE.ORG の JavaScript がぴくりとも働いてくれませんので、腹立ちまぎれに STUDIO-蔵さんのサイトで配布されていたロールちゃんブログパーツと取り換えてしまいました!なんだか華やかになって大満足。

目下の悩みは
VirusBarrier X4 を更新してこのまま使うか、いっそのこと X5 にアップグレードするかというものです。もさもさしていたのであと一日で切れちゃうっす。


by. D

2008-06-05

VERSIONS


VERSIONSがついにベータダウンロード可能になりました。
これはSubversionクライアントなのですが、MacのSubversionクライアントはこれ!というものが見つからず、ずっと期待していました。確かコンセプトが良かった気がするんですが以前すぎて覚えていません。






早速ダウンロードしてみましたが、なかなかいい感じ。
必要な機能も一通りあります。




↑個人的に注目の機能。お隣のDiffボタンも使いやすそうでした。

7月5日までの使用期限がついています。

by.T

2008-04-08

LaunchBar でのタグ付けが楽しいというお話。


LaunchBar でコメントタグを付ける時 2/19 のポストにある AppleScript を使用していましたが、微妙にバグがありました。


修正版の内容はこんな感じ。




on handle_string(s)

try

set tagString to s

tell application "Finder"

try

set theFiles to selection

repeat with theItem in theFiles

-- Set Label Color On/Off

-- set label index of theItem to 0

-- Set SpotlightComment

set newSptcomString to ""

set sptcomString to comment of theItem

if sptcomString is "" then

set newSptcomString to tagString

else

set newSptcomString to sptcomString & " " & tagString

end if

set comment of theItem to newSptcomString

end repeat

open location "x-launchbar:hide"

on error msg number val

{errMsg:msg, errVal:val}

end try

end tell

end try

end handle_string



MameApp が使用するタグ付け三点セットのうちのひとつ「Hazel」で、フォルダ内で時間が経ったファイルにはカラーラベルが付くというルールを適応させている関係上このスクリプトを使うとカラーラベルが外れます。「set label index of theItem to 0」の前のコメントアウト部分を消せばラベルはそのままになります。

このスクリプトは元々付いているコメントタグはそのままで新しく追加するタイプですが、途中に少し手を加えた上書きタイプも作って一緒に使うと更に便利!

それから今まで CommentCleaner を LaunchBar から起動させて使っていましたが、LaunchBar からだと当然ですがスクリプト保存してそのまま使った方が起動も反映も速いのでした。

ストレスなくタグ付けできるって良いなあとしみじみ実感中。



by. D

2008-02-26

LaunchBar + MacNote3 のお話。


 LaunchBar は、検索バーに直接テキストを書き込み、それをテキストエディタ.app の新規ドキュメントとして保存するスクリプトがあります。
これと似たようなことを愛用中の MacNote3 でしたいと思い T に AppleScript を書いてもらいました。
T にお願いする前に一応自分でも参考スクリプトを開きひとしきりディスプレイとにらめっこをしましたが、良く理解出来ず…。自分で書いたものだと未だに Finder と Dashboard の再起動スクリプトくらいしかきちんと成功したことないのです!




そんなわけで早速この MacNote3 用 AppleScript を LaunchBar に登録して使用中。基本的にプレーンテキスト形式でしか書き込み&保存できない仕様なので改行やタグは無視されますが、ちょっとしたメモの走り書き目的には便利でお気に入り。



AppleScript はこんな感じで書かれてます。



on handle_string(s)
try

tell application "MacNote3"
try
set topPages to pages
set lyricsPage to null

repeat with thisPage in topPages
if title of thisPage = "From LaunchBar" then
set lyricsPage to thisPage
end if
end repeat

if lyricsPage = null then
set lyricsPage to add new page title "From LaunchBar"
end if

tell lyricsPage
set newPage to add new page title null content s insert to 0
end tell

show window 1 page newPage

on error msg number val
{errMsg:msg, errVal:val}
end try
end tell

end try
end handle_string



LaunchBar と MacNote3 は便利な使い方を色々考えられそうで楽しみ。


そういえば、今まで私のポストは字ばかりの説明でかなり読みづらかったことに気づきました。これからはなるべく画像も使っていきますよ!なんとなく華やかですし。


by. D

2008-02-19

タグ管理試行錯誤


色々試してなんとなく

  • Finder + スマートフォルダ(タグファイル閲覧)
  • AmCommentCMX(選択ファイルのコンテクストメニューからのスポットライトコメント表示・入力)
  • Butler(ショートカットタグの一覧表示)
  • Hazel(タグ付けしたファイルの自動振り分け等)

でタグ管理をしていたのですが、LaunchBar を使い始めたのでせっかくだから

部分を

にしてみました。
Finder でファイルを選択 → LaunchBar で AppleScript を呼び出し、Butler で作ってあるタグ一覧からタグを選択
でコンテクストメニューからタグ付けするより早くて良い感じ。

AppleScriptはこんな感じです。


on handle_string(s)
try
set tagString to s

tell application "Finder"
try

set theFiles to selection

repeat with theItem in theFiles

-- Set Label Color None
set label index of theItem to 0

-- Set SpotlightComment
set sptcomString to comment of theItem
if sptcomString is "" then
else
set tagString to sptcomString & " " & tagString
end if

set comment of theItem to tagString

end repeat

open location "x-launchbar:hide"

on error msg number val
{errMsg:msg, errVal:val}
end try
end tell

end try
end handle_string


タグとは直接関係ありませんが… Hazel はすごいですね。これで幸せになれる人は多そうだ。



by.T

2008-01-25

QuickLook をますます好きになったというお話。


 前回のポストで書きましたが、タグ付けした画像・動画ファイル群を Finder(スマートフォルダ)で管理することを本格的に開始してからというもの、QuickLook の機能には改めて感心させられることばかりです。



 例えば、Leopard 以前から Finder のアイコン表示では最大 128px サイズのサムネイルを一度に見ることができて便利でしたが、QuickLook でも複数のファイルを選択しインデックスシートで表示させることでタイル状に並べてのサムネイル一覧ができます。複数の画像はもちろんのこと複数の動画ファイルも同様にできるところが素敵です。

しかも Finder でのアイコン表示とは違い、QuickLook ウインドウの右下角をドラッグしてウインドウサイズを大きくすれば 128px サイズ以上での閲覧が可能なところがすごくいい。(インデックス表示中に各ファイル名が表示されますが、サムネイルサイズを大きめにすることでファイル名も省略されず読みやすくなる場合が多いです)


そしてどれかひとつを選んでクリックした後はフルスクリーンにして見たり、カーソルキーを使いスライドショーさせることができます。(再生ボタンか space キーを押して選択中の画像群をオートでスライドショーさせることもできます)

画像ファイルの QuickLook 中は option キーを押しながらマウスのスクロールホイール動かすことで画像の拡大ができ、その後画像をドラッグすれば任意の部分に移動させて見ることも可能。もちろんフルスクリーン状態でも同様の操作ができます。(MacBook の場合はマウスホイールの代わりに二本指スクロールでもできました)


これらはとてもシンプルな機能なのですが、純正の CoverFlow + QuickLook だけで立派なビューアとして使えるというのがすごく嬉しいんですよね。


それから iPhoto がインストールしてあれば QuickLook 中にボタン一つで iPhoto ライブラリへの登録も可能です。

一度 iPhoto に登録した画像は、次回の QuickLook 時に iPhoto ボタンアイコンにチェックマークが付きグレーアウト表示されるので、登録済みかそうでないかが一目で分かるようにされています。



 既にご存知の方には今更な感があるポストでしたが、とにかく Leopard の QuickLook は ビューアとして使うのも良い!ますます好きになっちゃったよ!ということが書きたかったのでした。



by. D

2008-01-22

タグ付けと管理のお話。


 最近 MameApp 内でファイルのタグ付け&管理ブームが再燃しております。

せっかくだからタグ管理系アプリとかタグ付け系アプリを片っ端から試してみよう!ということになり色々インストールして暫く使っていました。

 私は動画と画像を中心に管理するのが第一希望なのでタグ付けとスマートフォルダ機能はもちろんの事、ある程度の大きさのサムネイル表示や簡易再生機能、それもできれば QuickLook っぽいものが使用出来るといいなぁと思っているわけなんです。


以下は今回ざっとですが試用してみたアプリ。


TagBot

Punakea

SpotInside

スマート収納

Hazel

FileSpot

Leap

Journler

Together

Yojimbo

iPhoto

iTunes

Automator + Folder Action


中には以前使用していたものもありますが、設定ファイル等は削除して新たな気持ちで使ってみました。

それから、単機能ものアプリを色々組み合わせを変えて使ったりもしてみました。


 様々に試した結果 Hazel でダウンロードフォルダや画像・動画の一時保存フォルダに入ったファイル群に任意の Spotlight コメント(タグ)を自動付加しそれぞれの該当フォルダに振り分けるようルールを設定して使う事にしました。

後で個別に細かくタグの追加・変更をしたい時は、 AmCommentCMX を使いコンテキストメニューから行います。(現在は LaunchBar に登録した AppleScript でタグの付け/外しをしてます。参考: 2/19のポスト

スピーディなダグ付けができるよう Butler でカスタムペーストボード集を作りホットキーで呼び出しして使うことにしました。この時ペーストボードの項目ごとにフォルダ分けしたりコメントを付けたりすれば、簡易タグ一覧にもなり良い感じ。




そうしてタグごとにファイル閲覧をしたい時には LaunchBar の Spotlight コメント検索でスマートフォルダを作り、Finder で CoverFlow + QuickLook を利用して見る、という方法に一応落ち着きました。


リスト表示にするとコメント(タグ)が一覧出来て便利


 上記の方法を使う上で一番気に入っているのは、メモリ消費が少なく抑えられるところです。

試用アプリの中には UI がとてもきれいでファイル管理がしやすいのに、複数のファイルを登録しただけでメモリ消費が一瞬で300M 超えしてその後も解放されず余計な swap を貯めまくるものもあり、それだけでなんとなく長期使用は遠慮したくなってしまうのです。

上記の方法で使用するアプリはどれも常時起動しっ放しなのですが殆ど負担になりませんし、特別何かのアプリを使っているという感じもないまま思いついた時にさくさくとタグ付け作業ができるのです。

ただし、これらはあくまでも動画や画像のタグ管理に絞って使ってみた結果です。初めに列挙したアプリ群も本来は別の目的や違う使い方をするものが多いですしね。

 今回性格の違う様々なアプリをしばらく試したおかげで Leopard の Finder の良さも改めてわかり、CoverFlow + QuickLook + QuickLook Plugin のおかげで快適に動画や画像の閲覧ができる喜びも再確認できて良かったです。

でもこれで満足せず、これからもタグ付けと管理の方法を模索していこうと思ってます。楽しいですし!



 タグ付け管理と併せて LaunchBar もかなりのブームです。似たような感じの QuickSilver は苦手だったのに、不思議。とにかく軽くて簡単でヘルプが充実していてすっかり気に入ってしまいました。

現在 Tiger 時代よりお世話になっている Butler と Overflow から少しずつこれに役割を移行中。あとはカスタムペーストボード機能が付いたら最高なのになぁ。



※ 4/5 に加筆&画像追加しました。


by. D

2008-01-19

MacHeist に参加してみたお話。


 今更ですが、購入&参加してみました!
MacHeist Bundle とは、「素敵なアプリをセットにしてお安く提供。しかも任意の団体にその売り上げ25%を寄付できる」というもの。
昨年も同じように別のアプリをバンドルにして売っていたのですが、なにせその頃の私は Mac の操作自体良く分かっていないような完全なる初心者だったので、なんだか楽しそうだなぁと思いつつ遠巻きに眺めているだけでした。
でも今年はなんといっても CoverSutra と Pixelmator が欲しくて欲しくて。既に 1Password と AppZapper をレジスト済みだったのですがついに買ってしまいました。
実際使ってみると、Snapz Pro X と Speed Download 4 が意外にも大活躍で手放せません。

 このお祭りの残り日数もだいぶ少なくなってしまいましたが、もしこれからバンドルの購入を考えていらっしゃる方は下記のリンク先から買っていただけるととても嬉しいです!
なんでも紹介プレゼントアプリが貰えるらしいのでひっそり宣伝してみます。
ただ、こちらから何かお礼を差し上げるといった事も出来ないので、気が向いたらぜひということで……すいません。

それにしても、Mac 楽しすぎ。全然飽きないなあ。

(※1/22追記: なんと紹介アプリプレゼントのロックが解除されている事に先程気づきましたよ!リンクを踏んでバンドルを購入してくださった方に感謝の気持ちを抱きつつリンクを下げさせていただきます。本当に本当にありがとうございます!いただきましたアプリは早速使い倒します。)


by. D